Tags: Shifer JA

Shifter の成功事例から学ぶ、導入効果を最大化するためのノウハウ

みなさんこんにちは、カスタマーサクセスの赤塚です。
今回は Shifter を利用するメリットを最大化するためのノウハウについてご紹介いたします。

Shifter Static を実際にうまく活用している方々に導入理由や解決したい課題などについてインタビューを行うと、「自社のビジネス領域に集中するため」との回答をよくいただきます。
また、Shifter に対して共通して期待されている要件は大きく以下の3つに集約されることが多いです。

  • サイトの更新やコンテンツ管理を行う担当者は WordPress を利用して生産性を高めたい
  • IT部門では管理やサポートの負担やセキュリティへの不安をなくしたい
  • ウェブサイトのパフォーマンスを向上させて、より良いユーザー体験を実現したい

Shifter は目的特化型のサービスのため、特性に合わせて活用していただくことで、このような要望を解決し、高いパフォーマンスやセキュリティを実現します。


Shifter Static の導入を検討する際のチェックポイント

まずは Shifter の導入を検討する際のチェックポイントを確認してみましょう。

1 公開時にPHPの動作を期待しているプラグインや機能を別のサービスに置き換え可能か

Shifter では、Webサイトの更新作業やコンテンツ管理には WordPress を活用しますが、公開時には HTML に変換 (静的化) するため PHP が動作しません。
代わりに EC / 検索 / お問い合わせフォームなどの機能は以下のような形で SaaS に置き換えます。
SaaS を活用するメリットは、より良いユーザー体験やセキュリティ・ガバナンスの向上、CRM や MA ツールと連携したモダンなサイト運営ができるようなる点があります。

Shifter 導入時に使えるノウハウ

お問い合わせフォーム:Googleフォームを利用し、サイト側にはGoogleフォームを利用するためのコードを貼り付けるだけでOKです。
他にも様々なサービスがありますので、目的に応じたものをご利用ください。

【参考記事】目的に合わせたフォーム と Shifter Static の連携でビジネスをアップグレード

サイト内検索:WordPress標準のサイト内検索ではなく、 Algolia を利用します。

【参考記事】
AlgoliaのInstantsearchをNO CodeでWordPressサイトに埋め込めるプラグイン「Search with Algolia Instantsearch Blocks」をリリースしました

Algolia を使うメリットは、動作の速さや検索性能の高さに加え、サイトを横断した検索も可能な点です。

Eコマース:Shopify の活用がおすすめです。
Shopify だけでも モダンで高機能な Eコマースを素早く実現できますが、WordPress と組み合わせることでブランディングや運営のしやすさが格段に向上します。

【参考記事】
Shifter Static と Shopify の連携で Eコマースをクイックスタート

Shopify は上記のようなクイックスタートから、メディアと連携した大規模なECまで幅広い活用か可能です。

2 Shifter の特性に合ったワークフローで運用可能か

Shifter上のサイトを複数人で運営する場合、チーム機能を活用してサイトの更新・HTMLへの変換・公開までの作業の流れを設計します。

参考:Shifter TeamとRoleのケーススタディ

以上が確認できれば Shifter の導入がスムーズにできます。
もし条件がマッチしない場合は姉妹サービスの AMIMOTO マネージドホスティング の利用をご検討ください。


Shifter の導入効果を最大化するためのポイント

冒頭で Shifter 導入目的は、自社のビジネス領域に集中するためと説明しましたが、具体的にはどのようにして実現されるのでしょうか。

下の図のように、ウェブサイトの運営にはさまざまな役割とタスクが存在します。

サーバーサイドの保守の負担

従来ではこれらの負担を軽減するために WordPress のマネージド ホスティングを利用しますが、Shifter を活用すれば更に劇的な改善が可能になります。

サイトやサーバーの保守作業はマネージドホスティングにアウトソース可能
保守の必要がなくなる

上の図のように、Shifter を利用すると、ウェブサイトの公開に必要な要素がこれ以上ないくらいにシンプルになります。
業務の全体最適化の観点では、顧客の満足度や競合他社との競争力に直結するような、本来集中すべきタスクが見えやすくなります。

また事業の TCO (ITシステムの導入、維持・管理などにかかる総費用) の観点では、Shifter やマネージドサービスを活用すればレンタルサーバーの保守作業や社内のヘルプデスクが不要になるため、その分の稼働を顧客満足や競争力強化への投資へと転換できます。
具体的にどのくらいの効果を生み出せるのか、コーポレートサイトでの利用を前提としてシステム運用・保守に関わる人件費を例にみてみましょう。

まずは従来のアプローチでの比較として、 Shifter ではなく前段で触れた姉妹製品の AMIMOTO マネージドホスティングを活用する場合と自前の AWS 環境で同等の構成を構築・保守する場合を比較してみましょう。

AMIMOTOマネージドホスティングと自前のAWS環境で運用する場合の比較

ホスティング費用保守やサポート
AMIMOTO マネージド
ホスティング
¥162,000 / 年¥800,000 / 年
自前の AWS 環境約¥372,000 / 年約¥4,000,000 / 年

AMIMOTOマネージドホスティングはコーポレートサイトなどでよく利用される Professional Medium プランを年間契約した費用と、WordPress のアップデート作業代行サービスを利用する場合の費用になっています。
AMIMOTOマネージドホスティングの価格表
WordPress アップデート代行作業(年間契約)

自前の AWS 環境のコストは、Professional Medium プランとほぼ同等の構成 (CloudFront, ALB, Auto Scaling, EC2 * 2台, RDS) を自前で構築して運用する場合の AWS 費用の概算です。
保守やサポート費用は マイナビAGENT が公開している システム運用やテクニカルサポートなどの人材の平均年収を参考にしています。
参考:システム運用・保守に関わる人材の平均年収
参考:テクニカルサポート・ヘルプデスクに関わる人材の平均年収

メディアの運営や柔軟なカスタマイズを必要とするWordPressサイトの場合は、オールマイティなAMIMOTOマネージドホスティングが最適です。
マネージドサービスを活用し、プロフェッショナルに保守をアウトソースするメリットがコスト面でもお分かりいただけると思います。

Shifter とレンタルサーバーでの比較

次に Shifter と価格帯の近いレンタルサーバーの WordPress プランを比較してみましょう。

ホスティング費用保守やサポート
Shifter 約¥15,000 / 年¥0
レンタルサーバー約¥15,000 / 年約4,000,000 / 年

Shifter の費用は、コーポレートサイトなどによく活用される Shifter Static Tier1 プラン の年間費用 :$144.00 (約15,000円) です。保守は不要で、チャットサポートは無料で利用できるため0円です。

レンタルサーバーの費用は Shifter と同等の価格帯で、WordPress プランのある一般的なホスティングベンダーを参考にしています。
保守やサポートは先ほどのシステム運用やテクニカルサポートなどと同じです。

このように、レンタルサーバーでも IT部門による 24時間のサイトの監視や問題発生時の対応・業務時間中のユーザー部門のサポートが必要になるため、見えないコストは発生しています。
システム運用・保守に関わるスタッフの稼働が100%サイト運営にかかるわけではありませんが、実際には保守や障害発生時に対応する体制下で24時間負荷がかかっています。

専門知識を持ったスタッフが、保守ではなく SRE (Site Reliability Engineering) に専念できれば、デジタルを活用して自社のビジネス領域に集中できる強力な体制が実現します。

Shifter を早くから活用しているテック企業やスタートアップの皆様は、以上のような理由から業務ツールに SaaS などを利用してクラウド化する方針を確立しているため、サイトの構成も Shifter と SaaS を組み合わせて合理化しているのです。

これらのテクノロジーはクラウドや SaaS の進化に伴って非常に使いやすくなり、企業や団体の規模や地域に関わらすオンラインでアカウントを作成して数クリックで実現可能です。
ぜひ今回ご紹介したノウハウを活用して Shifter の価値を最大限に活用していただけますと幸いです。


Shifter を活用いただいているサイトは ショーケースでもご覧いただけますので、ぜひご参照ください。

それでは!